第3子(男子)が中学生になり、入学式から帰ってきました。まぁ「うっせぇわ」なんですが、アドバイス思いついたので、一応伝えてみました。
第1アドバイス?
中学生ごろは、友人関係に悩むことが多いようです。
中学生ごろとは言わず、人生を通じて人間関係は難しいです。人間関係の技術を身につけ、人間関係を通じて、成長して欲しいです。
「ともだち100人できるかな」という歌詞があります。けど、そのようなアドバイス、意味があるのでしょうか。100人を作ることを目標にするのも、本末転倒です。私自身、100人の友人を作るのは難しいでしょう。
数人だけの友人でいいのか?最初にできた友人だけでグループを作り、それで、人間関係が固定化してしまうことも、もったいないです。色々な同級生や先輩、先生などの人たちと関わって欲しいです。
学校によっては、友人関係やグループに対するケアもされているようです。しかし、それを期待するのも、違うような気がします。
他の人からの声をかけられることを待つのも一つの考えです。その場所をコントロールは無理としても、周りの人の意図に流されることになってしまいます。
受動的な態度で待つ ことになります。あまり楽しそうではありません。
そこで、子どもへの最初のアドバイスを考えました。
第1アドバイス:自分から声をかける
声をかけよう、どうしようか悩むことが多いかもしれません。相手も同じことを考えて、声をかけられないのかもしれません。
友達に発展するか、同級生のままで終わるのかもしれません。
でも、勇気を持って自分から声をかければ、そのネットワークは、ほんの少し変化します。
主体的な態度で接していくことは、本人にとっても大きな資産なるかもしれません。
笑顔、とまでいかなくても、和らぐ表情で声をかけること、を最初のアドバイスにしてみました。
第2アドバイス?
数学の最初は「正の数・負の数」の単元から入るかもしれません。「掛け算」は、どこまで理解しているのでしょう。
「それ、すでに知っている」となるでしょう。今までも、なんとなーく学んできていますから。
「それ、知っている」と思った時点で 知的な探求は終わってしまいます。 きっと、つまらないものです。
そこで、二つ目のアドバイスを考えてみました。
第2アドバイス:知的謙虚さを持つ
謙虚さとは、おごることなく、素直な態度で接するさまである。 それは、自分の考えを疑い続ける態度から湧き出てくる。 https://motohasi.hatenablog.com/entry/2014/03/09/045233
「掛け算」や「負の数」だけでも、知らないことはたくさんあります。具体例として「掛け算」についての いくつかの概念と、その具体的な影響について子どもへ授業しました。
何に興味を持つのか、それはわかりません。ただ、世の中の不思議を探求し続けることになるでしょう。
もしかすると、迷うかもしれません。でも、そのような経験は貴重な肥やしとなるでしょう。
何がわかっていないだろう、と問い続けていく知的な探求を味わってほしいです。
入学おめでとう
- 自分から声をかける
- 知的謙虚さを持つ
楽しい中学生活が過ごせますように。
って説明したら、第4子から「僕へのアドバイスは?」と聞かれました。ちょっと考えます。