比較的新しいMacBook Air/Proで発生する事象を紹介します。
事象
MacBook Air 2020 は、ACアダプタに接続したままでも、100%から90%ぐらいまでバッテリを使い、それから充電される事象が発生しました。だいたい一週間に一度程度の割合です。
ACアダプタに接続されていてもバッテリが92%になっていることを アクティビティモニターで確認できます。
経緯
この件についてアップル社サポートに問い合わせました。 サポートの指示に従い、SMCのリセットなどを行っても、この症状は再発します。 オンラインのサポートではわからず、サポートからの指示でサービスプロバイダに持っていきました。
一週間半ぐらい預けて、いろいろな検査を行っても異常なしで、念のためバッテリ交換しました。
サービスプロバイダからMacBook Airをピックアップして、ACアダプタで接続して使い始めた直後に、事象が再発しました。
すぐにアップル社スペシャリストに連絡しました。アップル社への問い合わせは4回目です。半日ほど調べていただき、連絡をいただきました。
原因
比較的新しいMacBook Air(おそらくMacBook Pro)では、バッテリの健康状態を保ち、バッテリの劣化を防ぐ機能が追加されました。
長い間 ACアダプタを繋げていると、いったん充電を切り、90%程度まで消費した後、再充電する機能も含まれているようです。
この機能は、Preferences > Energy Saver > Battery Health で指定できます。
OSは、macOS Catalina 10.15.5です。
この記事を書いたわけ
アップル社サポートにSMCリセットなど指示の関係もあり、計4回4人に問い合わせました。サービスプロバイダ修理受付にも持って行きました。私を含め、どなたも知らない機能だったようです。
緊急事態宣言の影響もあり、外出しなかったので、この機能が発動していたようです。 他の方もハマる可能性があるかと思って、メモを共有しました。
これで安心です。