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あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

子育てチェックリスト: 自由と教育と対話大全

ともに成長する子育てには、さまざまなポイントがあります。 以下の項目に当てはまるものがあるか、チェックしてみてください。


タイプA

  • [ ] 子どもは自然に成長するので、親が特に介入する必要はない
  • [ ] 子育てとは、子どもに衣食住を提供することである
  • [ ] 子どもは、親の背中を見て勝手に育っていくものである
  • [ ] 子どもに失敗や挫折を経験させることが最も重要な教育である
  • [ ] 子どもには自己責任で行動させるのが最善である
  • [ ] 子どもは自分で物事を解決する力を身につけるべきで、親が手助けする必要はない
  • [ ] 子どもが抱える問題は、基本的に自分で解決させるべきである

タイプB

  • [ ] 親が持っている信念と同じ信念を子どもにも持ってほしい
  • [ ] 子どもの意見や考えを聞くことはあまり重要ではない
  • [ ] 親が正しいことを決め、子どもはそれに従うべきである
  • [ ] 叱ることが子どもに対する教育の一部である
  • [ ] 場合によっては子どもの感情は無視しても良い、親が正しい道を示すことが最優先である
  • [ ] 子どものために親が何かを犠牲にするのは当然である
  • [ ] 子どもに対する要求や期待を伝えるのが親の役割である

自由や自己責任を強調するタイプAも、親が主導する育て方であるタイプBも、どの考え方も一部は正しいとはいえ、十分ではありません。
このチェックリストを通じて、いくつかの項目にチェックを入れた方は、日々の子育てにおいて対話の重要性が見落とされているかもしれません

親として、子どもに対して何が最善かを考え、信念を持って行動することは大切です。一方で、子どもに自由を与え、自ら学ぶ力を育むことも非常に重要です。

それと同じくらい大切なのは、子どもと対話をしながら、共に歩んでいくことです。

私自身も、子育てに悩みながら日々を過ごしています。親としてどうあるべきか、自分の信念と子どもの成長のバランスをどう取るべきか、迷うことも多いです。その葛藤の中で、この本『対話大全』を書きました。この本では、親と子どもの関係を深め、互いに成長できる対話の技術と心構えを解説しています。

対話を通じて、親も子どもも自分の考えや感情を表現し、お互いに導き合い、サポートし合うことで、親子の関係はより深まり、信頼と理解が育まれていきます。もし、このチェックリストの項目に少しでも心当たりがあるなら、この本を手に取っていただき、対話を通じた新しい子育ての一歩を共に踏み出してみませんか?


『対話大全:ともに成長する親子関係のつくりかた』の著者として、講演、セミナー、コンサルティング、執筆活動などのご依頼を承っております。親子関係の改善や対話を通じたコミュニケーションの強化にご興味のある方、企業や教育機関でのプログラムにご関心のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。皆さまのお役に立てることを楽しみにしております。

お問い合わせは、motohasi atmark gmail.comからどうぞ。