Joplin を2020年4月に導入してから安定して運用しています。 Joplinが 素晴らしいのでメモしておきます(Facebookに書いたメモを元にしています)。
さようなら Evernote
Evernote の初めてのノートは 2010年1月でした。紆余曲折がありながら、かれこれ10年と3ヶ月ぐらい使っています。無料プランで、アップロード容量が気になります。たまにあふれると、次の月までアップロードできなくなります。エディタとして使うには、挙動が不安定に感じました。とはいうものの、いろいろな資料をため込んでしました。
2015年ごろ、Evernote社経営の危機をニュースでのニュースを聞きました。もしEvernoteがサービスを継続できなくなったら、ためこんだ資料を参照できなくなります。10年ぐらいの資料が参照できないのは、困ります。
私自身は、自分のドキュメントや資料と長く付き合えることに価値を置いています。
そこで、Evernote代替アプリやサービスを探していました。
こんにちは Joplin
友人経由で Joplin - an open source note taking and to-do application with synchronisation capabilitiesを知りました。
- オープンソースなので、長期間にわたって継続して使用できます(Evernote 社がなくなれば、そのプロダクトも使えなくなる可能性があります)。
- Markdown形式テキストファイルで保存されるので、再利用しやすいです。 macOSだと、Spotlight で検索可能になります。
- ファイル名は、ハッシュで生成されるため、ファイル名の呪縛から解放されます。
- 無料版Evernoteは、容量が悩みでした。Joplin では、容量を気にせず、思う存分クリップや保存できます。
- 好きな外部エディタを使えるので、使いやすいです。
- Google Chrome や Firefox の Webクリッパーがあり、Markdownのテキスト形式に変換してくれます(HTML → Markdown への変換は便利)。
- Dropbox などのファイル共有サービスに保存でき、いろいろなデバイスからアクセスできます。
- Evernote やメモ (Notes.app)からエクスポートし、Joplin にインポートできます。
今のところ、このような点が課題です。
- △常用しているSafari のクリッパーはなさそうなので、Google Chrome からクリップしています。
- △Evernoteは、大量の資料をクラウドに置いておけます。JoplinをDropbox上で動かすと、Dropboxの容量を消費します。
- iCloudで共有されるアプリは、ほぼリアルタイムでデータが共有されます。しかし、JoplinとDropboxとの同期が必要で、リアルタイムではありません(デフォルトで5分おきの共有)。
- 10年分の大量の資料が溜まっている Evernote から Joplin への移行には時間がかかりました。
- △インストール時、macOSの Applications フォルダに Joplin.app をコピーした後、右クリックして Openを二回選ぶ必要があります。この操作は、インストールした時だけ必要です。
現在、macOS社標準のメモ(Notes.app)に愛用しています。もしApple社のMacBook, iPad, iPhoneの環境から離れるときは、メモ(Notes.app)からJoplinへの移行も視野に入れています(まだ、やっていません)。
現在、1万数千の資料がクリップされています。そして、この文章もJoplin上で書いています。
とても快適に安心して使っています。
こんにちは、Joplin!
詳細はJoplin - an open source note taking and to-do application with synchronisation capabilitiesです。