公表する媒体をどこにするのかメモ
雑誌や新聞社の記者や 職業小説家など いわゆるプロではなく、あくまで素人が自分の書いた意見をパブリッシュ(出版・刊行・公表・投稿)する時、どこを媒体のターゲットにするのか、雑にまとめてみた。
この記事は、あくまで未経験者個人の思い込み・主観である。適宜、更新したい。
パブリッシュする媒体の評価
出しやすさ | 質の担保 | 読者の偏り | 名刺効果 | 利益率・利益単価 | |
---|---|---|---|---|---|
査読論文 | 1/3 | 3/3 | 2/3 | 3/3 | - |
商業出版 | 1/3 | 3/3 | 1/3 | 3/3 | 印税最大10% |
自費出版 | 2/3 | 1/3 | 2/3 | 3/3 | 持ち出し |
Kindle (筆者) | 3/3 | 1/3 | 2/3 | 2/3 | 最大70% |
Kindle (筆者+デザイン+編集) | 3/3 | 3/3 | 2/3 | 2/3 | 最大70%を分割 |
ブログ (Google Ads) | 1/3 | 1/3 | 3/3 | 1/3 | 1PV 0.3円〜0.5円 |
動画(YouTube) | 2/3 | 1/3 | 2/3 | 1/3 | 昔は1再生0.1円 |
漫画(商用) | 1/3 | 3/3 | 1/3 | 3/3 | (未調査) |
漫画(同人) | 2/3 | 2/3 | 3/3 | 2/3 | (未調査) |
項目について
- 「出しやすさ」とは、書いた文書をパブリッシュしやすさである。たとえば商業出版は、出版社の企画が通す必要性から公開されにくいため 1/3とした。
- 「質の担保」とは、書いた内容や文章の質(例:読みやすさ、妥当性)が担保されるかどうかである。たとえば、商業出版は、企画や編集など、多くのレビューを経るため 3/3とした。
- 「読者の偏り」とは、読者にまんべんなく伝わりやすいか、である。
- 市場の大きさや到達度の推定をせず、今回は偏りの度合いとした。特に議論が必要と考えている。
- たとえば、商業出版は、書店に掲載されるため、あまねく知られる機会がある、との意味で偏りは1/3とした。
- 「名刺効果」とは、読者数が少ないとき、初対面・多数の相手に対してマーケティングツールとして使えるかどうかである(名刺代わりにドヤっと出せるか)。
- たとえば、査読論文や商業出版は、読者数が少ない場合も、ビジネスや雇用などの機会を増やせると期待している。
- たとえば、読者数が少ないYouTubeコンテンツやブログでは、名刺がわりになりにくいと考えた。
- 「想定される利益率・利益単価」は、検索して最初にヒットしたページを参照し、検証していない。
- 目安を知るため、諸経費や税金などは考慮していない。
- たとえば、1,000円で本を商業出版したときの印税が10%であれば一冊あたり100円の利益となる。
- たとえば、Kindleで一冊あたり100円の利益を得るためには、最大70%とすれば143円で販売することになる。
どの項目も、未経験者個人の主観である。もしパブリッシュする時は、各自でしっかり裏付けや確認をとってください(私は責任を負いかねます)。
私個人としては、ピアレビューしあえるコミュニティで、質を担保しつつ、低価格でパブリッシュできればありがたいな、と感じた。
謝辞
この記事は、SNSで見かけた投稿や、聞いた意見を参考にしている。感謝の気持ちを申し上げたい。