ari's world

あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

主体性に行動するための具体的な判断基準 - コントロール

ゴールデンウィークになったけど、どこにいくのかも決まっていないし、どうしようか、という話題で盛り上がっていた。ふと、その隙間時間、3分ぐらいだろうか、子どもたちと話したことをメモする。

時代や場所によって、正しさや善は、変わってくる。だから、自分で感じて判断するしかないんだけど、今は、主体性が大切である というのは、よく言われている。受動的ではなく、能動的。支配や隷属の関係ではなく、対等の関係が大切と言われている時代である。リーダーシップと言われているかもしれない。1

  • 「頑張れば」主体的になれるのか、というと、まぁ、そうかもしれないけれど、なんだかしんどそう。
  • 「勇気を出せば」主体的になるのか、というと、まぁ、そうかもしれないけど、ちょっとわかりにくい。

「主体的」という言葉は、抽象度が高すぎるのだ。

では、どのようにすれば、主体的に行動できるのか、その具体的な方法を伝えた。

それは、「コントロール」できるのかを判断すること である。コントロールとは、自分の行動を選択できるのか、である。

例えば、他の誰かが、「ばか」と罵る、差別発言をする、ということは、コントロールできない。それに対して、自分自身が、距離を置く、差別発言をやめるよう伝えるなどの自分の行動は、コントロールできる。

例えば、世界中で新型コロナウイルスが流行している状況は、コントロールできない。それに対して、マスクをする、手洗いをする、(ワクチンを接種する)などの自分の行動はコントロールできる。

何がコントロールできなくて、何がコントロールできるのかを見極めること、コントロールできることに集中することが「主体的・能動的」な行動となる。

また、コントロールできることを増やしていくことも忘れずにね。

コントロールの見極め以外の具体的なノウハウはまた次回に。

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雨上がり


  1. 先行研究や言説などにより定義して使うことも好きだが、子ども相手に話すときは、類語を使って やわらかく説明しようとしている。