ari's world

あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

チームの育て方(5):花を咲かせよう

喜納昌吉&チャンプルーズのアルバムを聞いていて、この投稿を書いてみた。「花〜すべての人の心に花を〜」や「ニライ カナイ ~遥かなる国~ 」が好きだ。


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』によると

「適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決める。」

むろん、目的や期間、スコープなどを決めてプロジェクトとして切り出し、終わらせるけれど、それはそんなに難しい問題ではない。 それ以外の部分が、大切でかつ、大きく効いてくる。 コミュニティやビジネスなどの組織やチームでは、目的やビジョンを挙げて進むことより、誰とバスに乗るのかが、とても大切なのだ。

では、どんな人とバスに乗ればいいのだろうか。今まで『チームの育て方』で、述べてきた通りだ。HRT (謙虚・尊敬・信頼)の原則を身につけており、「エゴ」のコントロールができる人材は、その候補になってくる。ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則で紹介されている「個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格をあわせもっている」第五水準リーダーの候補として貴重な存在だ。

また同時に誰をバスから降ろすのかのも、話題になってくる。 現実問題として、そりが合わない、能力がない、HRTがない、エゴが強すぎる…など、様々な人が存在する。 ただ、そのような人はどこにでもいる。

その人が、自然にご縁がなくなるのは仕方ないことではある。 しかし、ご縁がある以上、ご縁があった人を切るのではなく、花を咲かせたい。つまり、置かれた場所で咲きなさいなのだと思う。 極めて難しくて面白い課題である。

では、どのように花を咲かせればいいのか。 その人を生かせばいい。 言葉遊びに聞こえるかもしれないけれど、まずは心がけから始まる。

人を生かすためには、人は人なりである。 実は、その人は人なりに気がつくためにも、エゴは邪魔するし、謙虚・尊敬・信頼も大切になってくる。 素の自分でいた方が、気がつきやすい。

まずは、姿勢を良くして、深呼吸してみよう。


今後、具体的にどうすればいいのか。少しずつ紹介していきたい。

Oさんから、質問された「なぜ、関わった人を大切にし、幸せにしようとするのですか」。 それは生きているからだ。せっかく生きているのに、もったいない。 そして、力不足で もがくばかりだけれど、それは私の仕事なのだと思う。

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参考文献