いっとくさんの日記より
http://d.hatena.ne.jp/enthusiast/20050217
何のために生きるのか
私は、まだ独身ですし子供もいないのです。しかし、職業については 私自身もとても悩み苦しんでいるところ*1です。いっとくさんの日記を読んで思いついたのはコストとリスク管理*2でした。
自分の場合に置き換えて考えてみます。
- もちろんリスクコントロールのためにいくつものリカバリプランは考えておきます。しかし、それでもその場を離れることによって補填できないほどのリスク(巨額の損失)が生まれる瞬間というものは存在します。これらを補填するようなコスト(もうひとり雇う、情報共有と教育)ことは、別のリスク(人を雇う費用の増加)も生み出す可能性も否定できません。
- 本人と配偶者と子を「長年にわたって安心して食べさせる」ことができるのは、その本人しかいないのかもしれません。転職することによって高給を手放すことになるかもしれませんし、次の転職先が見つかる可能性すら難しいのかもしれません。
- ただ、やはり子供が熱を出しているときは子供に会いたい。そのような大切な気持ちを失うリスク。家族も本人も。
おそらく、その方はコストを比較し、長年にわたって家族を安心して食べさせることを選んだのかもしれません。プロジェクト、家族、それぞれのリスクとその対応策を検討することはとても大切だと思います。
その中で、どのような選択を行っていくか、ということになりますから、決して「甘い」わけではないと思いますよ。私自身は、メリハリとバランスをうまくとりたいと思いながら、なかなかうまくいかず反省することしきりです。
最後に、入院された子供が全快することを願いながら。
*1:いつか書きたいと思っています
*2: