ari's world

あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

はじめに - 子どものしかりかた (1/7)

はじめに

現在,3人の子どもがいる.現在,5歳(男),8歳(男),11歳(女)となっている.しんどいことから楽しいことまで,いろいろな想像もつかないことがあった.仲がいい時も,ケンカするときもある.元気な時も病気の時もある.子育ては,衣食住を用意し,怪我や病気の回避し,お行儀やマナーを向上させ,勉強や遊びなどなど,いろいろなことがある.他の家庭と同じように,私なりに真剣勝負でぶつかってきたつもりだ.日々の生活の中で「うまくいかないなぁ」「どうだろうか」と試行錯誤してきた.この記事は,書籍や記事を直接的に参照したものではなく,子どもと向かい合ってきた経験をベースにした記録である.

時には叱るしかることや 怒るおこることもある.親も体力や気力を使うが,それ以上に子どもにとって,しかられることは気持ちや感情の上でも揺り動かされインパクトが大きい.それだけ十分に考慮しケアする必要がある.

想定読者は数年後かの自分の子どもたちである. 今後,どのようなことになるかわからないが,私がどのようなことを考え,どのようにやってきたのかをまとめておきたかった1.この記事は,ある家庭における事例ではあるため他の家庭においては違うだろう.実際の子育てをやっている最中であるため矛盾する点があるし変化していくことを温かい目で見守って欲しい2.ただ,もし読んでくださった方が,子育ての参考になりヒントになったとすれば うれしい3.

長文になってしまったため,重要な点を太字にした. 太字を追いかけると,論旨がわかるようになっている.

ポイント

本記事では,このポイントについて議論している.

  1. [ ] 子どもを育てているのは親である
  2. [ ] よくない言動を直すのは子どもである
  3. [ ] 子どもはよく知らない,子どもから学ぶことなんてない
  4. [ ] 怒るのは自分のためで,しかるのは子どものためである
  5. [ ] しかって強く育てることや,ほめて伸ばすことが大切である
  6. [ ] いつも怒鳴ってばかりで疲れる
  7. [ ] いろいろな指摘事項があるから,よくしかっている
  8. [ ] 子どもは言われたことしかやらないので困っている
  9. [ ] 何をしかっているのか わからなくなることがある
  10. [ ] なぜしかる(おこる)のかが わからないので困っている
  11. [ ] 子どもと接しているのは私だけで いっぱいいっぱいだ
  12. [ ] 気が付いた時に しかればよい
  13. [ ] 子どもは理解できないから何度でもしかる必要がある
  14. [ ] 何度しかっても,そのことをやってくれないから困っている

本文中にも イタリック体 で示した.

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次の記事は 子育てとしかることと怒ること(定義) - 子どものしかりかた (2/7) - ari's worldだよ.

記事一覧

  1. はじめに - 子どものしかりかた (1/7)
  2. 子育てとしかることと怒ること(定義) - 子どものしかりかた (2/7)
  3. 子どもは しかって強く育てるのか,ほめて伸ばすのか,子育ての心がけ(欺瞞と正直) - 子どものしかりかた (3/7)
  4. どのぐらいしかるのか(頻度と度合い) - 子どものしかりかた (4/7)
  5. 子どもが自分で行動するために判断基準を作ろう - 子どものしかりかた (5/7)
  6. なぜしかるのか,どのようにしかるのか - 子どものしかりかた (6/7)
  7. おわりに - 子どものしかりかた (7/7)

読んでくださり,ありがとうございました.よろしければシェアや いいねをお願いします.


  1. 後悔しないための私的なメモ(小さなお子さんがいらっしゃる方へ) - ari’s worldに書いてある通りだ.背景について興味がある方は聞いてください.

  2. 自分自身の矛盾は,自分自身で気づきにくいことと,解消しにくい特徴があるが,このような記事を通して修正していきたい.

  3. ワークショップやサロンなどで,みなさんの意見をうかがう機会を作りたい.