2016年1月6日に書いた「やらないことリスト」を,2016年の終わりが近づいていることもあり,見直してみた.
- この「やらないことリスト」は,アウトプットを増やすことを目指したものである.
- 否定形を使ったのは,自分自身へのメッセージとして強化されるかもしれない,と思ったからだ.
- いくつかの項目は,アジャイルソフトウェア開発関連のプラクティスを参考にしている.
やらないことリスト2016と 自己採点
- 優先順位を決めずに,作業を始めるな.時間は限られている.
- タスクやTODOを整理しろ.
- 金曜日の夕方に,次週の見通しを立てる.
- 前日の夕方か夜に,翌日の見通しを立てる.難しいときは,朝に計画を立てる.
- 思いつきで,いろいろなことをやろうとするな.目先のやるべきことをやれ.
- 自己採点:内容によって状況が変わっていくため,見通しや見積は,ほぼあてにならなかった.見積や計画より,チケットやTODOを作り,それに集中して消化する方法がふさわしいと感じた. 40点
- ふりかえりせずに,次に行くな.計画前に簡単にフィードバックせよ.
- 自己採点:疲労と時間の関係で できなかった.この記事が唯一のふりかえりかもしれない 40点
- いくつかのことを同時に作業するな.だらだらやるな.時間を区切って集中しろ.
- 25分間集中するポモドーロ法を使い倒せ(アプリは,値引きで安かったBe Focused Proを使用).
- 作業中は,音楽を聴いて集中する.
- 自己採点1:ポモドーロタイマーを使うにつれてリズムが作られる.ただし,ポモドーロ法があるから集中できたのか,切羽詰まっているから集中できたのかは明確ではないが,休憩も取りながらメリハリをつけられる.特に作業スピードが落ちていることを実感できる(計測の機能がある).
- 自己採点2:自分の集中できる音楽であるU2,XTC, Les Miserable,RCサクセションを聴きまくった.YouTubeの作業用音楽も重宝した.
- 集中できた気がする 80点
- 注意を散漫させるものを近くにおくな(環境を整えろ).SNSやメールソフト,メッセンジャー,ゲームを開くな.通知を切れ.アプリを開くな.守れないときはアプリやブックマークを削除せよ.
- 自己採点:通知がくると気になってしまう.アプリやブックマークの削除はよかった.習慣づけには環境を整えることから始める 90点.
- 作業環境やツールについて悩むな,浮気するな.
- バックアップ環境で作業しようとするな.メイン環境で十分だ.
- いろいろな環境やツールを試そうとするな.手元にあるMicrosoft WordやMarkdown (ツールBywordかiA Writer),HTML+CSS(ツールSublime Texts)を使い,浮気するな.ツールを検討する時は,その時間をとろう.
- 思考停止,大事.
- 自己採点:たまに考えてしまうこともあるが,ほぼ できている.文書はBywordやiA Writerで書き,Wordで体裁を整える運用が多かった. 80点
- 参考:Wordで編集しているとファイルが壊れることが何度かあった.履歴管理できるバックアップ(macOS標準 Time Machine機能)には救われた,バックアップ重要. 自分で作った文書データと長い友達でいるためのメモ - ari's world
- 体に無理をさせるな.
- ごはんやおやつを食べすぎるな.
- スキマ時間で気持ちを整える.
- 体を動かせ.
- 自己採点:食事を取りすぎ,体を動かせていない.かなりボロボロの状態で,疲労回復が当面のテーマである 3点
- 家族との時間をおろそかにするな.大切にしろ.
- 自己採点:家族の協力もあり,家族との時間はとれた.ほぼ100点
全体を通じた自己採点:
- 去年の夏から一年間ぐらい集中して,自分なりにアウトプットの量は増えたと思う.この心がけの中で「3.時間を区切る(=メリハリをつける)」「4. と5. 集中できるような環境を整える」が,アウトプットの量に有効だったと感じる.
- 否定形で表現したことによって,自分へのメッセージしては強まり,戒めとして働いた気がする.
- この夏から,その反動がきていて疲労を感じる.疲労感が高いと,ほかの心がけにも悪い影響を及ぼしパフォーマンスに影響を出す.通年としては65点ぐらいだろうか.自分の疲労を発生させやすい原因を推定し,その対策を検討中もしくは実施中である.
まだ終わっていない.たらたらといきますよー