日本の家庭で男子は、洋式トイレで立っておしっこをすることが一般的だ。 洋式トイレで立っておしっこすると水滴が飛び散る(尿ハネ)。おしっこのにおいがつくと、トイレが臭くなる。掃除も大変だ。
便器の前に立つ通常の足の位置である。矢印は、足の位置を示している。
日本人の平均股下は約78cm、便座高さ約42cmとすると、おおよそ36cmの落差がある。12cm以内の位置から おしっこするのがよいとされている(家族が涙!トイレ問題 大解決SP : ためしてガッテン - NHK)ので、成人男子が洋式トイレに立っておしっこすれば、水滴が飛び散る尿ハネが当たり前だ。
ただし、座ってトイレをすると、ズボンを下ろす必要があり、少し面倒くさい。プライドが傷つく人もいるかもしれない。
そこで、前開きの下着を履いている場合、構え(立ち方)を変えることで、12cm以内の距離を実現し、尿ハネを減らすことを提案したい。
左右対称であるが、左足前の例を示す。
- トイレタンクの近くまで、左足を出す。左のヒザを90度近くまで曲げる。
- 目安としては50cm程度、右足の位置を下げる(身長170cmの筆者の場合)。かかとはつけたままで,右足の指先を30度から45度ほど外に向ける。
- 必要と思われる位置まで腰の位置を下げる。
- 尿ハネが少ない、手前を狙う(家族が涙!トイレ問題 大解決SP : ためしてガッテン - NHK)。
その結果、便器の高さまで約10cmの距離を実現でき、座った状態とほぼ変わらない。距離が短いだけあって、尿ハネも少ないようだ。
これは空手の「前屈立ち」を参考にしている。体勢がつらい?稽古であります、押忍。