ari's world

あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

ジャムおじさんがパンを作るために、バイキンマンの力が必要だった(ウソツキクラブのアンパンマン7)

子どもたちが寝るとき、いろいろなお話をする。 よく話していたネタを少しだけ紹介する。


パンを作るジャムおじさん

パンを作るジャムおじさんは、年に数回バイキンマンとこっそり会う。 バイキンマンは、ジャムおじさんに助けてもらったので、断ることができない。 バイキンマンは、友達のかびるんるんを一緒に連れていく。かびるんるんは、バイキンマンの仲間で、食べ物をダメにしてしまう。

ジャムおじさんは、特別の服を着て、特別の部屋にバイキンマンを迎え入れた。 ジャムおじさんは、注意深く お気に入りの かびるんるん を探し、取り出した。 「おーよしよし、これからもよろしくな」と、取り出した かびるんるん に声をかけた。 かびるんるんは、さらに奥にある特殊な暖かい部屋に連れて行かれた。どんどん仲間が増え、部屋いっぱいになったころ、ジャムおじさんは「よしよし、このぐらいで良いだろう」とバイキンマンに話した。

この選ばれたかびるんるんは、パンを作るときに一緒に仕事をする。 小麦粉やお水などと一緒に入り(アルコールを作りながら)膨らませるのだ。 そのため、ジャムおじさんのパンはふっくらと美味しく食べられる。

バイキンの中にでも、役に立つバイキンがいるのだ。

アオカビのお話

このところ見なくなった(これはこれで問題?)だけれど、パンやお餅はカビることがある。これはかびるんるんの仕業だ。 カビは、見た目で気持ち悪いし体に悪そうだから、外して食べることが多い。

でも、このカビは、チーズをおいしくしたり、お薬(抗生物質)になったりする。 だから、このかびるんるんは、人にも役に立つんだよ。

納豆のお話

稲のわらに、たくさん住んでいる菌のひとつは、大豆をおいしくするんだ。これは、みんなが大好きな納豆を作るので、納豆菌と言われている。

バイキンマンも大切な仲間

バイキンマンやかびるんるんも人間に悪さをするのも多いけど、人間の役に立つこともある。 人間の都合だけで決めているだけだ。 だから、バイキンマンも一緒に住んでいる大切な仲間なんだよ。

バイキンマンや大切な仲間たちのおかげで、僕たちも元気に楽しく生きている。ありがとうバイキンマン


大人の方へ:2歳児(当時、今は3歳になりました)にわかりやすい表現を優先するため、ここでは、バイキンやカビについて厳密で正確な定義に従わず、ウイルスやカビも含めた極めて大雑把な分類を用いています。成長に応じて、一緒に勉強していこうと思っていますので、ご了承ください。

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アンパンマンは、みんなの味方だ。 おなかを減らした友達を助けるときは、自分の顔を傷つける。 今回も、アンパンマンに助けてもらった。