ari's world

あるかどうかわからないけど、あるみたい。ありがとう。

読書ログ 2009/2/1 - 2/7 の乱読

このところ、読んだ本をリストアップしてみました。書ききれないこともあるので、最新の物から 一ヶ月に読んだ本をあげたいと思います。単なる記録で、書評までは踏み込んでいません。読んだときに何を感じたのか、もう少し踏み込んで書けるように習慣を付けたいと思います(←本気度 25%)。
なにはともあれ、最近は Ha2 さん紹介の本を、そのちょっと前は、Oz さん紹介の本を集中的に読んで、いろいろ視点が広がり、苦しみから救われています。人のつながりはありがたいですね。

マーティン・ファウラーが所属する会社の記事で、これからの技術動向から実地に即した内容です。お宝。

(Ha2さんからの紹介) 関東にはミニチュアの富士山があり、それを上るだけでご利益があるといわれている富士塚と、その富士山を信仰する人たち「富士講」の紹介です。儀式もあり、人間の暖かみを感じますね。Ha2 さんのバランス感覚の良さと奥深さを感じた一冊でした。

(Ha2さんからの紹介) この本、すごいです。複製(や社会性)が人間としての主たる機能であることから生物的学的な遺伝子では伝えきれない(利己的な遺伝子)のミームがどのように働くかを科学的に紹介しています。母国語を日本語で話す人と英語で話す人の「社会」の構成がなぜ違うのか、ということなど、いろいろ「腑に落ちる」本でした。文法については、もう少し踏み込んで知りたいと思いました。再読したいなタグをつけます。

(Ha2さんからの紹介) 少し文章が読みにくい部分もありました。それをのぞけば、いい感じです。たとえば、恐怖に打ち勝つのは笑いである。「ブッダの悟りは「ただの人になる」ということ」や「キリスト教も仏教になる」などなどと記述されています。宗教や哲学、主義を普遍的、構造的にとらえていきたいと私自身は思っていたため、いい意味で刺激とゆるさをもらいました。再読したいなタグをつけます。

橋本治さんの「宗教なんか〜」で紹介されているインドの西の人たちは大変なんだなぁという例示のような本でした。しんどくなって途中で読むのをやめてしまいました。

(Ha2さんからの紹介) 実は、すでに持っていたのにも関わらず、もう一度買ってしまいました。ブッダが説いた当初の仏教についてわかりやすく説明しています。日本では主流の大乗仏教でも 小乗仏教といわれるものとも違うブッダが説いたものはシンプルでわかりやすいものですね。スッタパニータを読んだすっきりとした感動を思い出します。

(YamさんとHa2さんとの話題から) いくつかのところで、突っ込みどころはありますが、それはさておき、ブッダの言いたいことを著者が焼き直した本です。怒りをコントールし、心を理解し、「ただのひと」になるための本ですね。

「すべての対立は解消できる」「どんな状況でも飛躍的に改善できる」「すべての人は、充実した人生をすごすことができる」と主張する元気がもらえる本でした。この上までが 2月1日から7日にかけて一週間程度で読んだ本です。その先は、ちょっと忙しい3週間でしたので、その昔にもいい本がたくさんあったので、別の機会にかけたらいいなぁって思っています。