今日、たまたま朝日新聞のに掲載されていた「地震のあとで」を読むことができた。
内容は「神戸出身でそのニュースを見たときに強いショックを受けた。痛ましい情景もさることながら、彼自身の中にある大切な源(みなもと)のようなものが揺さぶられた。町とつながっていく作業と、回復への努力を小説という物語にしたかった」というものだ。
生きている限り多かれ少なかれ傷や傷を持っていると思う。苦しいことや悲しいことや楽しいことやいろいろなことがたくさんあると思う。そのなかでもどのように生きていけば、そのショックに立ち向かっていくのか、その苦しみを分かち合っていける社会、そのような状況になっていきたいと思う。きれいごとじゃなく。
最近、同じことばかり書いているなぁ。でも、最近一番考えていることなんだよね。
- 作者: 村上春樹
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